絵を描くオタクの備忘録

20代半ばのオタク。その時興味ある事とか色々書いていきます。インター卒業の帰国子女です。

Mighty Warriorsの英語を考えてみる

 

今日のPKCZのライビュ行きたかったのに仕事に行けなかったのが悲しかったのと、FM11月11日組でネタバレ防止の為ツイ禁していてやる事なかったので、インターナショナルスクール出身の帰国子女として勝手にMighty Warriors及び中の人の英語について語りました。
とりあえず気になった人のみなので、全メンバー分はないです。

 

ICE/ELLY

一人だけずば抜けてる。THがDになるところ含め、完璧にネイティブのアフリカ系アメリカ人の発音。少し残念なところがあるとすれば、アフリカンアメリカンの英語ではあるものの、上流階級のそれだって事かな。中の人の実家も(岩ちゃんのせいであまり目立っていないけれども)かなりのお金持ちなんだよね。アクセント綺麗すぎて「お前絶対にスラム出身じゃないだろ…」的な事も思わないでもない。ただそう思ってしまうのもひとえにELLYさんのレベルが高いからだし、それ以外特筆できる事がないレベルで綺麗な英語だった。

 

バーニー/白濱亜嵐

英語が上手いメンバーが多い環境にいるからか、日本人発音ではありながらも頑張ってはいたかなという感じ。ただ個人的にMWは多国籍感が売りだと思っているので、英語も英語でバリエーションをつけてほしかったし、中の人の出自を活かしてタガログ語訛りの英語喋ってほしかったかも…。白濱さんの顔立ち・色の白さ見るにお母さんもスペイン系の血が濃さそうだし、英語もそんなにタガログ訛りではない可能性はあるからなんとも言えないんだけど…。グローバル化が進んでいる今、マイノリティ(=米英系統ではない)の英語としてタグリッシュ抑えておけば正直絶対に大きな武器になったと思うんだよな…。

 

ジェシー/NAOTO

ダークホースだった!!!日本語アクセントはかなり残っているものの、ザム2の英語台詞は日本人にも発音しやすいものが多目だったのでほぼ気にならず。スピンオフはさすがに発音に苦戦していたものの、「外国暮らしが長い日本人」の演技でカバーできていてそこまでアクセントは目立たない!私はハイローを観るまで中の人についてほぼ知らず、もしかしたらNAOTOさんは高校・大学留学組か…?と思ってしまったくらい自然な演技だった。調べたら成人後の渡米だったんだね…年齢考えるとそれでこのレベルまで発音持っていけたのはすごい…(もちろん成人後に外国語をネイティブレベルで習得された方もたくさんいるけれども)

日本語台詞に関しては「あいつに子供が好きかと聞かれたら『うん』と答えてくれ」「いい子のみんな」みたいな言葉のチョイスがたまに可愛くなるのも雰囲気作りに役立ってたかなと思う。(うん→ああ、みんな→お前ら、みたいに)ジェシーの飄々とした雰囲気を表現できるってのもあるんだろうけど、幼い頃に外国に移住した帰国子女の日本語ってこんな感じや!って懐かしく思った。(日本語を話す相手が両親しかいないので綺麗な日本語をしゃべる+子供の頃に覚えた日本語のみで会話する+日本語のスラングを覚える機会がない)

番外編にも書いたけど李とは対照的な英語なので興味ある方は下まで読んでみてください。

 

ディクシー/祐真キキ

アメリカ英語完璧すぎて日系人・帰国子女・インター卒業組のどれかかと思ったら高校交換留学組でビビった。ザ・生意気なアメリカ人少女(カースト高め)の英語。高校卒業後はアメリカで演技を学んだと言ってもその年齢から勉強してこんなに発音完璧になるんか…美人で演技ができて英語が上手いって天は二物も三物も与える…(もちろん祐真さんも血の滲むような努力があってこそだろうけど)たまにめちゃくちゃ英語上手くて帰国子女かと思ったら日本から一度も出た事ない人とかいるし、そういう方とか祐真さんとか見てるとこう…外国語始めたのが遅かったのは発音が駄目っていうはないんだなぁ…と思ってしまう…。肝に銘じます…。

 

劉/早乙女太一
中国系の役ではあるものの中の人日本人だし、歌舞伎役者だし、留学してたという訳でもないみたいなのでそれ考えるとまあこんな感じかなと…。英語喋っていても演技が崩れないのはさすが役者さん!
個人的に劉はインテリヤクザ枠なので英語ペラペラでいてほしい。アメリカ・イギリス英語ではなくて、インターナショナルスクール仕込みの癖のない英語喋っててほしい。(中華系が多い国にツテを伝って東南アジアのインターとかに留学させられてたとかがいいな…)(願望)

 

番外編:
李(長城)/BIG BANG V.I
李についてはそこまで長い英語台詞があった訳ではないので、あまり語れないのと役柄についての願望も入ってしまうけれども。
ああ典型的な韓国人英語だなという感じ。特筆すべき点があるとすれば、役柄としてなのかBIG BANGの活動の一環としてもあるのか、プロの英語の先生から学んだんだろうなという雰囲気がする。比較対象としてジェシーをだすと、ジェシーの英語は外国にぽんと放り込まれた結果、文法とか気にする余裕が全くなくとにかく伝える事を重要視した英語っぽい。なのでアクセントだけに限るとジェシーの方が「ぽい」。逆に李の英語は韓国訛りは強いものの、一文一文がきちんとしたsentenceになっていて、完璧にビジネスとして英語を学んできた人の英語になってる。(今手元に円盤なくて台詞確認できないんだけれども)ジェシーの台詞 "make money~!"なんかは李に言わせると"This is how we make our living"みたいなきちんとした言い回しになりそう。(そもそもビジネス英語的に多分李はmoneyという単語は使わない気がする)
これって多分中の人の経歴的にも似たような感じで、渡米してダンスを学んだNAOTOさ文法ではなく「伝わる事」を重視、結果英語はかなり砕けている VS. BIG BANGとしての活動をする中で海外進出の為に学んだV.Iさんかな…歌手として言葉を伝える側だからこその基礎文法みっちりやった英語みたいな気がする。

 

 色々語ったけれども、MIGHTY及び九龍周辺の多国籍感が本当に好きなんだなぁ…ありがとうハイロー行きたかったよPKCZライビュ 

 

※因みにここで言うネイティブ発音はわかりやすくする為に米英発音を指していますが
それ以外のネイティブイングリッシュスピーカーもたくさんいるよ!(シンガポールとかフィリピンとかインドとかね)